全線高騰!運賃が異例の逆転:アジア「短距離運賃」が米西線を上回る
数ブラウズ:0 著者:サイトエディタ 公開された: 2025-12-16 起源:パワード
上海海運取引所が発表した最新データによると、上海出口コンテナ運賃指数(SCFI)は連続的な変動の後、今期に大幅に回復し、1506.46 ポイントを記録した。前期と比較して 108.83 ポイント上昇し、上昇率は 7.79% に達した。今期の主要な遠洋航路運賃は全線で上昇しており、中でも地中海航路の運賃は 19% 上昇し、上昇率が最も顕著。米西・米東航路の運賃上昇率はいずれも 14% を超え、欧州航路の運賃も 9.86% 上昇した。
注目すべき市場構造変化:短距離運賃が長距離を上回る
全球サプライチェーンの構造調整が続く背景のもと、海運市場の伝統的な価格体系に構造的な変化が生じている。最近、上海からベトナム、インドネシアなど東南アジアの目的港への域内航路運賃が持続的に上昇し、その市場価格は上海から米国西海岸への長距離太平洋横断航路を一時的に上回るようになった。「短距離運賃が長距離運賃を上回る」という異例の市場現象が発生し、業界内で広範な議論を引き起こしている。
複数の貨物代理店の分析によると、今期の SCFI 指数の上昇は、船会社が 12 月下旬に計画する運賃値上げ計画の一部を反映している。だが、現在の市場需要側の出荷動力は依然として不足しており、一部の荷主は関税などの要因でコストが上昇し、必需品の出荷リズムを維持するにとどまっている。主要な海運連合が大幅に便数を削減して輸送能力供給を制限していない背景のもと、今回の運賃上昇が持続するか、あるいは「先上昇後下落」の動きが再現するかについては、さらなる観察が必要だ。
米線市場:値上げ意欲は明確だが、実施は不透明
ある船会社は、今回の値上げ目標として、米西航路の 40 フィートコンテナ運賃を 2000 ドル以上に引き上げ、米東航路は 3000 ドル以上に設定すると明らかにした。だが、大手貨物代理店の情報によると、米西航路のスポット市場運賃は先週木曜日に下落し、一部の価格は 1 コンテナあたり約 100 ドル引き下げられて 1350 ドル程度となった。一部の船会社は 1450 ドルで報価しているものの、市場全体の価格帯は米西が 1350~1500 ドル、米東が 2100~2200 ドル程度だ。
市場の基盤はやや脆弱だが、船会社は 12 月 15 日から新たな値上げ方案を実施する計画で、米西運賃を 2100 ドル、米東運賃を 3100 ドルに引き上げる目標を掲げている。市場情報によると、ある海運連合が 12 月 15 日~21 日の FAK 参考運賃を、米西約 2350 ドル、米東約 3250 ドルと設定した。これに対し市場の見方は分かれている。一部の貨物代理店は短期的に運賃が 300~400 ドル反発する可能性があると予想しているが、業界全体としては今回の月中の値上げの実施幅は 1 コンテナあたり約 300 ドル程度で、持続性は疑問視され、一時的な相場に過ぎないとの見方が一般的。船会社にとっては積載率が限られていても、運賃の一時的な上昇は収益に貢献するが、荷主は高額な価格の期間を避けるため出荷計画を調整する傾向にある。
欧線市場:報価が強まり、今後の上昇率は需給次第
欧州航路については、物流企業の情報によると、12 月 15 日以降の新しい報価は積極的な動きを見せており、来週の市場運賃はさらに上昇すると予想される。現在、主要な海運連合が発表した 12 月下旬の FAK 参考運賃は 1 コンテナあたり 2400~2700 ドルの範囲に集中しており、現在の市場水準と比較して 300~500 ドルの上昇幅となる。
今後の動向に関する分析
複数の貨物代理店の見方を総合すると、運賃が大幅かつ持続的に上昇するためには、来年 1 月の旧正月前の伝統的な出荷シーズンを待ち、船会社の効果的な輸送能力調整措置と併せて実施する必要があるかもしれない。
現在、米西・欧州航路の貨物量は回復傾向にあるものの、市場の膨大な輸送能力供給が貨物量増加による運賃への押し上げ効果を希釈している。2026 年の旧正月は 2 月にあるため、節前の集中的な出荷備蓄潮は 12 月末か来年 1 月になってから本格的に開始される可能性が高く、その時の市場需給関係の変化が運賃の動向に影響する鍵となるだろう。