(+86)-0755-89205789丨 sales@stusupplychain.com NVOCC:MOC-NV09192 |FMC:030310

ニュースとブログ

オフドックヤードとは?コンテナ引き取り効率への影響を解説

数ブラウズ:0     著者:サイトエディタ     公開された: 2025-08-19      起源:パワード

通常、フルコンテナや空コンテナは港内ターミナルに保管されます。ではなぜオフドックヤード(外部ヤード)が存在するのでしょうか?また、引き取りが数時間で完了する場合と数日かかる場合の差はどこから生まれるのでしょうか?今回はコンテナヤードと引き取り効率の関係を徹底解説します!


1. コンテナヤードと引き取り速度の関係

コンテナヤードとは?

コンテナヤード(CY)とは、港の内外に設けられた一時保管エリアで、荷役作業中のコンテナや輸入貨物が引き取り待ちの状態で置かれます。

引き取り速度に差が出る理由

✅ 専用ターミナルの優先処理

  • CMA CGMのEXXサービス(TraPacターミナル利用)など、特定船社が専用ヤードを持つ場合、接岸・荷役・引き取りが迅速化

  • 公共ターミナルは混雑しやすく、処理が遅れがち

✅ シャーシ不足問題(米国で顕著)

  • 米国ではトラックの車頭部とシャーシが分離

  • ピーク時は適合シャーシ不足で引き取りが遅延


2. オンドック vs オフドックヤードの比較

比較項目オンドックヤード(港内)オフドックヤード(外部)
立地港区域内港外(幹線道路近く)
引き取り速度標準(共有リソース)極端にばらつきあり(後述)
荷役設備RTG(ガントリークレーン)リーチスタッカーのみ(処理遅延)

オフドックヤードの保管方式別特徴:

① ホイールド保管(迅速引き取り)

  • コンテナが予めシャーシに搭載

  • トラックは車頭部のみで即時引き取り可能

  • 予約不要で緊急貨物に最適

② グラウンド保管(遅延リスク大)

  • コンテナが地面に積み上げられた状態

  • RTG未設置: リーチスタッカーのみ(最上段の箱しか処理不可)

  • 遅延要因:

    • シャーシ待ち

    • 該当コンテナの探索時間

    • 手作業による荷役


3. オフドックヤードが物流効率に与える影響

✔ メリット:

  • 港内混雑を緩和(余剰コンテナを外部に分散)

  • ホイールド方式ならトラックの即時引き取り可能

✖ デメリット:

  • グラウンド方式だと数時間~数日の遅延発生

  • 荷役設備不足(RTG vs リーチスタッカー)で処理能力低下

  • シャーシ不適合(特に米国)でさらに遅延悪化


輸送担当者向け実践アドバイス

スピード優先ならオフドックヤードでもホイールド保管を指定
米国ではシャーシ可用性をピーク前に確認
重要貨物は専用ターミナル利用船社を優先選択


ソーシャルメディアでフォローしてください
STU Supply Chain は、国際貨物代理店および物流サプライ チェーン管理会社です。
ホームページ
Copyright © 2021-2022 STUサプライチェーン管理(深セン)有限公司